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ピアノおとぎ箱

ピアノおとぎ箱のブログです。お教室の様子や、コンサート情報などをお知らせします。

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http://piano-otogibako.com

歌声サロンと相続のおはなし 6月

昨日は、司法書士の主人とのコラボ「歌声サロンと相続のおはなし」でした。
地道な企画ですが、少しずつ軌道に乗ってきている気がします。
参加する方との距離もだんだん縮まってきて、やりとりが楽しくなってきました。
昨日は、相続から少し離れて成年後見の話。時間的な制約もあるので、
ほんのサワリだけしかお話しできませんが、そのサワリを知っていると知らないでは大違いです。
歌声では、ここ数ヶ月はテキストに載っていない曲も取り上げたりしています。
「ここでは必ず自分のリクエスト曲を取り上げてくれるから」と参加してくださる方がいらして、大変嬉しいです。テキストにない曲は事前のリクエストでお答えします。

 

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大手音楽教室か?個人教室か?

 新年度はやはり気分も新たに、ピアノを始めてみようかという気持ちも高まるのでしょうか。新規入会の生徒さんが数名いらっしゃいました。

 逆に、GWも終わり、新生活も軌道に乗ってきた今、体験の申し込みをしようかと考えている方も多かもしれませんね。

 ピアノを始めるということは、その前にお教室(先生)を選ぶことをしなければなりません。すでにご家族の方が習われていて、先生は決まっているという方は別として、大抵の場合は、どのお教室にしようかなぁと考えますね。これは一番大事なこと。ここで間違えると悲惨な結果が待っています。その時に考えておくと良いことを書きたいと思います。

 ピアノ教室は大きく分けて、「大手音楽教室」「幼稚園などの課外教室」「個人教室」になるかと思いますが、それぞれのメリット・デメリットがありますから、それらの中で自分は(=我が家は、我が子は)どこを重視するのか、考えておくと良いですね。

 「大手音楽教室」のメリットとしては、グループレッスンなども可能であり、交通の便の良いところに位置しており、先生のレベルも一定以上で、その教室のメソードに則ってどの先生も当たり外れがない、ということでしょうか。この先生でなければ!というのがなければ希望する日時に恐らく枠が空いているでしょう。もし引越しなどをしても引越し先で同じような内容のレッスンを受けられる可能性が高いです。転勤族のご家庭には嬉しいことです。

 デメリットとしてまず一番に挙げられるのは、振替が不可能だということです。先生方は稼働する曜日が決まっており、店休日もあるので、指定の曜日以外のレッスンは難しく、学年が変わったり、塾や他の習い事などの都合で、今年はこの曜日でお願いします、と言うと、先生が変わってしまう場合もあります。これはピアノレッスンを最優先する姿勢が求められますね。

 「幼稚園などの課外教室」は、同じ幼稚園のお友達がたくさん習っている、いつものお教室でレッスンが受けられる、など、環境の変化に敏感なお子さんにとっては、メリットがあります。保護者の送迎の心配も要りません。が、一方で、それゆえ緊張感に欠けてしまう、ピアノを習っているのかお友達と遊んでいるのか分からない状態になってしまう、音楽教室として相応しい設備が整っているとは限らない(ひどい調律のピアノ、とか)などのデメリットもあります。また幼稚園が休みの日のレッスンはどうなるのか、については絶対に確認が必要です。

 次に「個人教室」の話です。うちの教室もこれに当たるのですが。長くなってきたので、この続きはまた後日、ということにしたいと思います。

 

気軽にコンサート2017

6月と言えば!

6月と言えば?

そう、絵本館のコンサートです!

 

f:id:pianootogibako:20170502152010j:plain0歳から親子で聴ける「気軽にコンサート」も早いもので、vol.5です。

今回は、「お手玉ポンポン会」の方をゲストにお迎えし、

お手玉とピアノのコラボレーションを行います。

果たして、どんなコラボになるでしょうか???

もちろん、例年通りの客席参加コーナーもあります。

 

今年は準備を始めるのが少し遅くなってしまいました。

その分、これから全力で頑張ります〜。

皆さん、聴きにいらしてくださいね。

 

 

歌声サロンと相続のおはなし

昨日、中央市民会館にて、「歌声サロンと相続のおはなし」のを行いました。

ちょっとだけ勉強して頭をほぐして、ラジオ体操で体をほぐして、歌を歌って心をほぐす。回数を重ねてきて、この不思議な取り合わせの会もだいぶ軌道に乗ってきました。

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リズム積み木が完成しました〜

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新年度が始まりますね。

ピアノに挑戦してみようと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

楽譜を読むのが苦手な方、リズムがよく分からない方に朗報です!

リズム(音の長さ)を感覚的に捉えていただきやすいように、

積み木を作ってみました〜。

今までは、カードを使っていたのですが、

それよりも、質量も感じることが出来るので、より分かりやすくなりました。

音符の種類(四分音符、二分音符、など)によって、長さが違うのはもちろんですが、

エネルギーも違います。

昔ながらの vとかvvとかで長さを数えるやり方ではなく、

視覚的・感覚的にリズムを感じることが出来ると、

弾き方・歌い方も自然と変わってきます。

レッスンで活用したいと思います。

 

ピアノおとぎ箱では、新入会の生徒さんを募集していますので、

どうぞ、お気軽に体験レッスンにいらしてくださいね。

レッスンに関する詳細は、公式ホームページをご覧くださいませ。

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MUSIK KREIS〜リゴレット

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今週末に迫ったMUSIK KREIS KONZERTの第2部で、リゴレットのハイライトをやる、ということで、後ほど詳細を〜〜なんて言ったきり、何も書いていないので、慌てて書いてみるべし。

そもそも、なぜに「リゴレットを」と考えたか、というと、毎回のMUSIK KREISでは、何か一つ、無謀とも言える企画を入れるのが恒例になっておりまして、今回は何をやろうかなあと考えた結果、最も参加者(=被害者?)が少なくて可能、かつ私の手間も少ないということで、先ず「オペラハイライト」が採用されました!(オペラの手間が少ない??って思わないでください。今までは、何ヶ月もかけて編曲をしたり、人を何十人も集めたり、練習を何回も入れたり、という風に、ものすごく手間がかかっていたのです。)

では、数あるオペラの中で何にしようかな、と考えて・・・今回のMUSIK KREISは、うちのお教室の生徒さんが中心なので、オペラどころかコンサートも初めてというようなお客様が多いのです。そこで、30分以内で納める、歌手が4〜5人で足りる、有名な歌がたくさんある(クラシック好きな方が考える有名どころとは桁違いに有名な曲、それこそ紅白に出ちゃうくらいの有名じゃないとダメです。)、などの条件に、見事にクリアーしたのが「リゴレット」だったというわけです。

リゴレットを30分〜???と言うと無謀すぎると思われるかも知れませんが、これには布石がありまして。昨年の夏頃に知り合いが出演したコンサートの一部にミニオペラなるものがありました。これが何と15分くらい。演目は「ヘンゼルとグレーテル」でした。それでも、観客にとっては十分に面白く、これはイケる!と自信を持ちました。

それに、古今東西のオペラの中には、3時間を超えるようなものも多いので、それを思えば2時間の→30分はまだマシと言えましょう。アリアばかりでは面白くないので、重唱も入れたいですし・・・ということで、今回の台本が出来上がりました。

稽古は何と!「2回しかしません。」と言ったものの、それはあまりにもかな、と思い、一応、顔合わせ兼カット箇所確認の意味で、年内に一度集まりました。そして、「冬休み中に覚えておいてね!」ということで、全権委任です。オペラですから、もちろん暗譜、動きも付けての、イタリア語歌唱です。

ま、心の中では、もう1回くらいは追加練習入れることになるだろうな〜〜と思っていましたが、皆さんが忙しすぎて、とてもそんな時間は取れず、本当にたった2回の練習で本番を迎えることになりました。私はひたすら「見猿 聞か猿 言わ猿」で過ごしましたけど(笑)

さてさて、本番はうまくいくでしょうか???絶対にうまくいくと確信しています。何しろ、本番には強い人たちですから。

でも、色々と反省点もございまして。たとえ30分でもオペラをやるということを簡単に考えすぎていたなということが多々ありました。せっかくならば、ホールが持てる機能をフル活用して演出できれば良かったのですが、経費の面からもリハ時間の面からも諦めねばならないことが多くありました。そして、そんなことなら、やはり「30分」とか「ハイライト」とか言わず、ノーカット、全幕やった方が面白いんじゃん!って思いました。

というわけで、次回は是非、全幕上演をしたいと思います!(って何故、そちらに話が進む?)

 

「うたとピアノの絵本」の講座に参加しました。

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2月1日は、呉暁先生の名著「うたとピアノの絵本」についての講座を受けに船橋まで行ってきました。

この講座の講師である佐藤誠一先生より「こんなのやるので興味があれば〜」とお誘いを受け、そりゃまー興味アリアリですよ〜ということで即参加決定です!佐藤先生は、「うたとピアノの絵本」のCDと連弾の編曲をなさっている方ですが、大学のワンゲルの先輩としてお世話になりました。CDが完成した際には(うん十年前です。)「サイン入りで買いたいです〜。」と言ったら「僕のサインが入ってたら、価値が下がるから。」と言って、うちにあるCDはサインなし(笑)という控えめな方でもあります。

呉先生は、母校の有名なソルフェージュの先生ですが、私は残念ながらご縁がありませんでした(泣)。先生が生徒に与える影響がものすごく大きい、というのは大学生にも言えることで、私は、もともと苦手なソルフェージュをついに好きになることが出来ないまま、大学を卒業しました。本当にソルフェージュの授業は苦痛だったし、ソルフェの力が足りないことで現在でも苦労しています。呉先生のクラスの学生は羨ましいな〜〜とずっと思っていました。(これは本当に運でしかなく、たまたまどの先生の担当になるか、が決まるのです。)

卒業後は、「うたとピアノの絵本」だけでなく、先生の著書はすべて読ませていただいていますが、すべて納得のできることばかりです。(なかなか実行が伴いませんが)若い頃に、ピアノの先生4人で共同で、MIDI音源を使ったリズム教材をヤマハのコンテストに出したことがあり、入選?みたいな評価をいただいたことがありました。それは「初心者のレッスンでまず大事なのはリズムだ。」という考え方で作った教材なのですが、その時に「呉先生がとても推してくださった。」ということを楽器店の方からお聞きしたことは、それはそれは嬉しい思い出です。

今回の講座では、その呉先生と佐藤先生との学生時代から現在に至るやりとりの中から、呉先生ご自身の語った生の言葉や、お人なりなども含めた色々なエピソードをお聞きして、「うたとピアノの絵本」がいかに愛情深く、丁寧に作られているのかを良く知ることができました。

こういった指導法の講座というと、明るく元気なカリスマ性のある「プロ先生」のような講師の方が、「今日から役に立つ!」とか「子どもが食いつく」とか「こうするとこういう効果がある」というような、即効性の高いグッズや指導法をものすごく具体的に教えてくれるものが、最近の流行りなのかな〜と思います。それはそれで本当に非常に「役に立つ」のですが、今回の講座はそれとは対極に位置するものでした。でも、それがジワジワと心に沁みてとても良いのです。

この教材を通して、指導者が子どもたちに伝えたいこと、音楽と向き合うこと、それらは「1+1=2」のように「こうすればこうなる」という種類のものではないと思います。その時、その時の先生と生徒で作り上げる時間の愛おしさ、悩んだり試行錯誤したりすることの大切さ、随所に盛り込まれた「隠れお楽しみ」を発見したりする喜びや、そういう回り道の楽しさ、も含め、全ては、音楽をずっと楽しんでいくための土台作りにつながるんだと思います。それは、正に私が目指しているものなんです。

佐藤先生が講座の中でおっしゃった中で、「弾けてしまう、ということと、何か音楽をしようとする、ということは違うんです。」という言葉はとても印象的でした。楽譜が読めるようになり指が器用に動いて、両手でそれなりのものがパッと弾けると「上達した」「この子はセンスがある」などと思ってしまいます。が、それはただ「そんな風に弾けちゃった」だけで、一つ一つの音を聞いていたり、メロディはこうで伴奏はこうで〜と分かっていたり、何かを表現しようとしていることとは違う、というのです。

たとえ簡単なメロディでも、それを楽しんで味わって弾くことが出来たら、とても素敵なものになるでしょうね。「うたとピアノの絵本」が目指している世界観というのはそういうものなんですね。ただ単に譜読みの練習としてこなす曲集としては、とても単純で簡単な本ですが、歌詞を歌ったり、絵から広がる世界を空想したりしながら、それをさらに膨らませる要素として伴奏も付けたりしたら、とても豊かな音楽経験を積むことができます。

「うたとピアノの絵本」はとても好きですが、いざ指導するとなると、どのようにしたら良いか、とても難しいものを感じて敬遠する部分もありました。今回の講座を受けてみて、はっきり言えることは、「うたとピアノの絵本」はそのシンプルさ故に、先生の工夫次第でいかようにもなる教材だということです。大変奥の深い教材です。それが、長い間ベストセラーであり続ける魅力なんでしょう。ますまず「うたとピアノの絵本」が好きになりました。少し遠かったですが、船橋まで行った甲斐がありました。

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